シロクマ♪♪(続き…)

paokunshogo2013-08-06




えっ〜と、昨日カキコした
NHKのBSで放送された

浜田省吾ライブスペシャル〜僕と彼女と 週末に〜」

の続き…です。!Σ(×_×;)!


この番組には省吾さまがライブツアー中にブログに綴ってきた〜『 その日の一言 』も紹介!?されていましたぁ〜ですねっ(*_*)

省吾さまの真摯な心のつぶやき!!を…



★2011/09/24 日本ガイシホール での一言!!

有名だからといって人に敬意を持って接してもらえるとは 限らない。 金を持っているからといって人に尊敬されるわけではな い。 喧嘩が強いからといって人に慕われることはない。

人が尊敬し、慕い、敬意を感じる人とはどんな人物だろう。 国家や民族に関しても同じように考えてみてはどうだろ う。

先の大戦が終り、骨の髄から戦争に嫌気がさし、 二度と戦争という愚行を繰り返さないと肝に銘じたはずな のに、 アジアの空気の中に争いと戦さの匂いが微かに漂ってきてい ると感じないか。

インターネットという新しいメディアが 子どもの戯れのような言い合いから始まる暴力を煽っては いないか。

まさか…という緩みが蔓延していないか。

世界は優しく愛に満ちた人間だけがいるわけではなく、 どうしようもなく卑劣で愚かな人間や闇が存在している現 実も子どもに教えなくてはならない。 ナイーブなままでは生きてはいけない。 しかし、それでも圧倒的に多数の人々は思慮を持ち 静かに、調和の中で暮らしている。 このことを子どもに伝えなくてはいけない。

子どもだからといって純粋で無垢なままの存在では無い。

その白紙のページに何が書き込まれ、どう染まっていくかは 大人しだいだ。

そして、大人だからといって ただ年をとっている以外に何かを学んでいるとは限らな い。

浜田省吾




★2011/10/09 大阪城ホール での一言!!

楽しいこと、嬉しいこと、幸せな気持ちは分かち合うことが 出来る。

一緒に笑ったり、ふざけたり、はしゃいだり、愉快な時間を 共に過ごせる。

しかし、苦しみや悲しみを共有するのは難しい。 難しいどころか、出来ないといった方がいいのかもしれな い。

痛みを想像することは出来る、けれど、苦しみや哀しみに同 化することは出来ない。

時にはそれが自分の身に起きたことではないことに安堵 し、 その気持ちに気づき、負い目を感じ、罪悪感を持ってしま う。

慰めや励ましの言葉を口にしようとすると、 その空しい陳腐な響きに気づき、黙り込んでしまう。 その沈黙の中で幾つもの夜が明けてゆく。

浜田省吾




★2011/07/17 北海道立総合体育センター 北海 きたえーる での一言!!


「 千里の馬 」というより諺がある。
千里を駈けることが出来る馬がいても、
その馬が名馬であることを見抜ける人がいなければ、才能は見出さないまま埋もれてしまう…
というような諺なのである。


しかし、俺は長い間思い違いをしていて、
全く違う解釈をしていたのだが、
実はその自分独自の解釈に励まされてきたのだ。


俺の解釈はというと、
生まれつきダメな駄馬であったとしても、
もしも 千里を走ったならば
それは「 千里の馬 」なのだと。




★2011/03/25 リハーサルスタジオ での一言!!



東日本大震災に被災され亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
亡くなられた方のご遺族や友人の方々にお悔やみ申し上げます。
被災地の過酷な状況の中で生活をされている方々にお見舞い申し上げます。


今、日本中の人々が被災地の復興支援のために、「 自分に一体何が出来るのだろう 」と本気で考えていることが伝わってきます。
世界中から励ましの言葉や具体的な援助が届いています。
私自身も自分に何が出来るのか考えています。


私はコンサート会場で音楽を演奏することを仕事としています。
この時期、音を楽しむということを自粛したり、罪悪感を持ったりするのではなく、
むしろ、この年コンサート ツアーが準備計画されていたことを、
被災地の復興支援のために微力ながら貢献出来る機会を与えられたと受け止め、自分の仕事をしっかりやっていきたいと思います。





★2011/05/15 広島 グリーン アリーナ での一言!!



原爆投下後の市内の記録映像と、
津波に被災した地域の映像はよく似ている。

100年は草木も育たないだろうと言われた広島。
今では七つの川にその街並みを優しく映している。

子どもの頃、親に連れられ、月に一度の買い物に出かけると、街には被爆の傷跡がまだ残っていた。

しかし、時と共に街は再生し洗練されていった。

どうやって再生したのか?

それは 人の手によって成されたのだ。

少しずつ少しずつ根気よく時間をかけて再生されたのだ。

名も無きヒーローやヒロインの手によって。


浜田省吾